テクニカルの研究

テクニカル分析の真髄

本講座では、教科書的な知識ではなく、実際にMS マーケット総研が実弾トレードの中で培ってきた「優位性(エッジ)」のあるロジックのみを公開します。

1.テクニカル分析の前提

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チャートと時間軸の哲学

2. チャートと時間軸の哲学

時間軸の重要度

「大きな時間足 > 小さな時間足」

これが絶対のルールです。

  • 長期足(日足・4時間足): 大局的なトレンドを示し、信頼度が高い。
  • 短期足(数分〜数十分): 「ノイズ」が多く含まれる。

3.インジケーターの設定

あれもこれもと多くのインジケーターを表示させると、判断基準がブレて迷いが生じます。私は以下のツールに絞って戦います。

4. 移動平均線(EMA)と市場心理

私はSMA(単純移動平均)ではなく、直近の動きを重視する EMA(指数平滑移動平均線) を使用します。

  • 10EMA25EMA短期トレンド(約2週間〜1ヶ月)
  • 75EMA中期トレンド(四半期)
  • 180EMA200EMA長期トレンド(半年〜3四半期)

「市場は常に価格を間違える」

価格は投資家の感情によって適正価格から乖離します。しかし、行き過ぎた価格は必ず、磁石のように 200EMA へ集約(回帰)しようとします。

戦略】200EMAからの「乖離率」が広がれば広がるほど、トレンド転換の確率は高まります。

200EMA指数平滑平均回帰の法則

5.出来高(ボリューム)の解析

「価格は嘘をつくが、出来高は嘘をつかない」と言われます。流動性(Liquidity)がない相場では、テクニカル分析自体が機能しません。

チャートパターン

代表的なチャートパターン型

以下のパターンが出現した時は、トレンド転換の可能性が濃厚です。

チャートパターン例

三尊

1. 三尊・逆三尊(ヘッドアンドショルダー)

ダブルトップ

2. ダブルトップ・ダブルボトム

ソーサートップ

3. ソーサートップ・ソーサーボトム

含み足

4.包み足(エンガルフィング)

7. エグジット(出口)戦略

多くの人がエントリーポイントばかり探しますが、「トレードはエントリーよりもエグジットが重要」です。入り口が多少悪くても、出口(利確・損切り)さえ間違わなければトータルで勝てます。

【ルールのPoint!】

エントリーとチャートエグジット実例

【実例.1】

BTC/JPY(4時間足):利確ゾーン(38.2〜61.8%の価格)

【実例.2】

NVIDIA(4時間足チャート)|利確ゾーン38.2〜61.8%

8. 抵抗帯とコンフルエンス

「根拠の重なり」を探します。

単一のフィボナッチラインだけでなく、異なる時間軸が重なるポイントは強力な抵抗帯となります。

ここでは売り買いが拮抗しやすく、トレンド転換の起点になりやすいため、狙い撃ちすることで勝率と精度を高めます。

重なる抵抗帯の例

抵抗帯が重なるチャート実例

【実例.1】

BTC/JPY(4時間足チャート):4時間足チャートに日足の抵抗帯を反映

【実例.2】

Google(日足チャート):日足チャートに4時間足の抵抗帯を反映