暴落からよみとる今後の日本市場
こんにちはエムズファンダメンタルズチームです。
本日は、先週から調整局面に入った日経平均についてファンダメンタルの視点から解説出来ればと思っております。メディアでは早速『ブラックマンデー』を引き合いにだし、『○○○ショック』と名付ける用意にかかっているようにも感じております。
また、今回も今まで同様にFRBの利上げ後の利下げに入るタイミングで世界各国の主要株価の大幅下落を誘い、利上げに出遅れた日本は通貨安の影響も相まって下落幅が大きくなる結果となりました。
この下落がどこまで続くのかをファンダメンタルズの視点から暴落の原因をよみとり今後の日本市場についてを解説していき投資家のみなさんに少しでも有益な情報をお届け出来ればと思っております。
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失われた30年
『失われた30年』とは、日本経済が1990年代初頭のバブル崩壊以降、長期間にわたって経済成長が停滞し、この期間は約1991年から2020年頃までの30年間とされています。
バブル経済の崩壊後、日本の株式市場や不動産市場は急落し多くの企業が負債を抱えることになりました。これにより、企業の投資意欲が低下し消費も冷え込み政府は経済刺激策を講じましたが、効果は限定的で、デフレや雇用不安が続くこととなりました。
さらに、少子高齢化やグローバル競争の激化も日本経済の成長を妨げる要因となりました。成長率は低迷し続けこのような背景から、日本株は長期間にわたって投資家の信頼を失う結果となりました。
失われた30年は、日本経済にとって大きな教訓となり、今日の経済政策や企業戦略に影響を与えています。
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海外投資家比率とキャリートレード
そして、今回日本株が他国の主要株より大きく下げた原因についてですが、あくまで仮説レベルではあるものの日本株の主要なプレイヤーは7割が海外勢と言われ昨今、日本の金利政策がまだまだ金融緩和の状況にあったことから海外勢は円を低金利で調達し資金を高金利の通貨に換えて資産運用することで運用益に加えて金利の利ザヤを稼ぐ取引を行っておりました。
そんな中、先日の日銀の金利引き上げによりそのキャリートレードの巻き戻しが起き始め今回の他国の主要株より下げ幅が大きくなったと考えております。
また、あの投資の神様ウォーレン・バフェット氏も円建ての社債を発行したのもそこに理由があると考えております。
日経平均の先行きと米国の利下げ
そして、投資家であるプレイヤー達が気になるのは、日経平均の先行きと米国の利下げタイミングだと思うのですが、毎度、米国の利下げタイミングぐらいで必ずと言っていい程『○○○ショック』は起こっており、ある意味このショックは後日メディアが比較する材料を持ち出し騒ぎたてメディア自身が作っているといっても過言ではないと考えております。
1929年の世界恐慌からも見てわかるように、この時はイングランド銀行が金利を引き上げたことが引き金となり世界恐慌へと繋がることとなりました。そして、2024年現在は米国が世界経済の中心にあることからドルが金利を引き上げれば今まで金融緩和で世界各国にばら撒かれていたドルが一気に米国に回帰することとなり新興国は米国に続いて金利を引き上げざるえない状況となり外貨建ての債務(ドル建て)費用が引き上がる為、必然的に経済が悪化する傾向にあります。
今回は、米国が利上げ開始し後一年弱が経過し今から利下げに入るタイミングではありますが(※本来利下げは株高を引き起こします)利上げ時期の影響がタイムラグを経て影響し始めているのではないかと考えております。それは日経平均も例外ではないとみております。
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今年の日経平均とトレードポイント
そして、まとめになりますが今年の日経平均とトレードポイントについてですが今年は定説通り夏枯れ相場となると考えておりますので米国の利下げタイミングでどんな問題・ショックが浮上するかわかりませんが、投資家・投機家がポジションを引き払うタイミングをしっかり見届けテンポをずらし少しずつ買い仕込んでいくべきかと考えているところであります。
それでは本日はこの辺で。
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