円相場から読み解く日本経済
こんにちは、ミスターレバレッジです。
本日は、日本の株式市場が乱高下するなかドル円も日銀の利上げをきっかけに20円近く下落。米国は経済指標からも個人消費などの鈍化が見られソフトランディング(軟着陸)ではなくハードランディングになるのでは?とマーケットからも声が上がり始めております。
今投資家、投機家が取れるポジションとは?このボラティリティ(変動率)が大きい市場をどう味方につけ利益をあげていくのかを独自の視点から皆さんに解説していければと思っております。
日銀が招いた市場の乱高下…?
ここ1〜2ヶ月はだいぶ荒い動きをしていたドル円ですが、当然ながらやはり日銀などは神経を尖らせる状況となっており一部メディアでは日銀植田総裁の利上げ発言に対して、『経済がリセッション(景気後退)するなかでも利上げするのか?』などと煽りたて更なる大衆の不安心理を引き出す結果となりました。
その後日銀は、即座に内田真一副総裁が『市場が不安定な状況で利上げは行わない』と植田総裁の発言を補足するかたちとなりましたが円は変わらず急激に買われる状況でありました。様々な要人からもっと政策のシフトチェンジを緩やかにすべきだったとの発言もありましたが国内の自民党内からは利上げについての異例の言及などもあり日銀総裁としては考慮せざるを得ない状況でもあったのは確かだったと考えております。
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資産性を失った円
そして、上場企業の大半が内需よりも外需によって成り立っていることから円高は必然的に上場企業の利益を押し下げる傾向にあり日本のマーケットは主要国の他の市場に比べて大きく下げる展開となり、ブラックマンデーを超える日本市場最大の下落率となりました。
そして、ブラックマンデーも1970年代のオイルショックやインフレ政策として行われた金融緩和(利下げ)が、ドルのばら撒きへと繋がりその後お決まりのFRB(連邦準備銀行)の利上げが始まってドルの独歩高が世界中のドルの米国回帰に繋がって新興国は必然的に金利を引き上げるしかなくなり更なる景気悪化を招く展開となりました。
今回も似た点ばかりで金融緩和→引き締め→インフレ率が落ち着き始める→金融緩和を再度行うこのサイクルで米国の利下げタイミングで経済ショックは常に起こっています。
そして、円も160.00円近辺では主要通貨から切り離されるそうな展開となり、そのことについてアナリスト達がちょこちょこ発言しはじめ、10〜20年で見ればそうかもしれませんが1〜2年以内では円も一度は120円台へ試しに来るかと思いますので、まだまだ新興国に比べると主要通貨の1つでありこのタイミングからは1〜2年は逆にドルなど今まで上がってきた通貨から日本円へ切り替えるタイミングでもあると考えております。
テクニカル分析
ドル円(24.8.12〜)
D1(日足):中期視点(1〜2ヶ月程度)
まずは日足から観る中期視点についてですが、今142円前後で急激なショートカバー(買い戻し)が入り、先週末に再度上がってきたドル円は148円前後にて上値重くなる展開となりました。
私自身のシナリオとしては2つあり、
①は今週月曜から最安で140円に向けて下落し前回安値を割ることなく価格が支えられ始めるようであれば2〜3週間程度を目安に買い玉を建てて153〜158円のゾーンを狙っていく。
②は、今週148.5円を難なく上抜ける場合にはFibo38.2%〜158円のゾーンで空売りの仕込みを行い狙うは再度140円前後(正確には140円手前)かと考えております。この場合、時間軸としては2週間〜最大半年ぐらいではないかと観ております。
あとは、空売りの場合スワップ金利がどうしても大きくついてきますのでキャピタル(値鞘取り)が割に合わない水準であれば早めに決断し一度撤退することをお勧め致します。
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H4(4時間足):短期視点(1〜4週間程度)
そして、4時間足から見る短期視点についてですが、中期とらあまり変わらない時間軸でもあり視点もほぼ同じなのですが、前回安値を割、Fibo161.8%を勢いよく割ってからショートカバー(買い戻し)が入った状況なので、この145円以下のプライスアクションについては勢い余ってはみ出たイメージだと考えており実態の価格としてはみておりません。なので145円近辺で価格が支えられるようであれば充分買いを入れる場面でもありFibo38.2%〜160円は狙える価格値かと考えております。
また、逆にそのまま落ちる場合には手をつけず、バウンス(価格が跳ね)が落ち着く迄はゆっくりと見守って落ち着いたところから買い建てを仕込むべきではないかと考えております。
それでは本日はこの辺で。
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