米国、金利引き上げの影響

歴史上初めての引き上げ速度

こんにちは、M's investmentファンダメンタルズチームです。

本日は米国の金利政策を軸にマクロ経済のお話を出来ればと考えております。2022年、米国の中央銀行FRBはコロナショック後に大規模な金融緩和を行い市場はショック後、過熱ムードとなり昨年より金融引き締めを行う為、金利水準を引き上げ始めました。

また、この引き上げ速度は一度に0.75%と普段の0.25%の3倍となりました。緩和後、市場の過熱は急激なインフレを生むこととなりインフレ率は前年比9%近くと緩和は物価の高騰を招く結果となりました。そこに米国金利が急速に上がったもののインフレの抑制速度にFRBは手こずる展開になったと感じることとなりました。

 

 

インフレと消費動向

そして、このインフレが引き起こす副作用についてですが今回のように急速な引き上げは始めてですが、世の中のお金が信用創造で造られていることを考えると規模が年々大きくなるのは当然のことであり逆に言うとそのくらいの速度で引き上げないと間に合わないということだと思っております。

そして、各国で大事な経済指標は消費動向がわかる住宅着工件数などであり理由としては中央銀行の金利引き上げ始まると必然的に銀行の貸出金利は引き上がりますので家を買う人達は全体的に下がることとなります。米国では、実際に今住宅着工件数や、中古住宅販売件数等が下がってきておりリセッション(景気後退)入りもそろそろではないかと考えております。

 

 

 

 

 

 

米国のリセッションとマクロ経済

世界経済のリセッション

米国がリセッション入りするとそれはマクロでみてもリセッション入りする可能性を意味しFRBがばら撒いた大量のドルは米国に回帰するかたちとなります。

これは新興国にとっては外貨建て(米ドル)国債の利息を引き上げ自国通貨の金利政策の水準を引き上げなければ自国通貨が大量に売られ新興国にとってはきつい状況となります。また、新興国の国債はやはり外貨建てつまり米国ドル建てでないと引き取り手が極端に少なくなる為、米国の金利引き上げは死活問題となります。

そして、新興国が自国の金利水準を引き上げるということは自国通貨の流動性を無くし流動性がなくなると言うことであり経済循環を悪くすることにも繋がります。

 

 

金融緩和と経済ショック

最後に金融緩和と経済ショックの関係についてですが、これは簡潔に言うとボラ(変動率・変動)が出れば必ず経済ショックを引き起こすということです。

細かく説明させていただきますとグローバリストは常にポジションを取った後に金融緩和を促し市場の価格を吊り上げ大衆にポジションを売り払ったのと、だいたい同じタイミングで緩和の後遺症のインフレが起こり、そのインフレを材料に金利引き締めが行われ引き締めの副作用として元々倒産しかけていた企業などが明確に倒産し銀行の貸出金利は引き上がっている為、住宅販売市場は低迷し利息が上がった消費者の中からはローン返済が滞る人達が出始め経済成長の鈍化に繋がる結果となります。

そして、今が米国の金利政策の引き上げピーク時であることを考えると自ずと今何をすべきかが見えてくるのではないかと思うところであります。

 

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