今晩はM’s Investmentです。

本日は週末ということもありマーケットも閉まっておりますので、今のファンダメンタル状況を分析していこうと思っております。そんな中やはり世界が一番注目しているのは米中関税についてではないでしょうか?その関税協議において先日『第一段階が合意に至った』と両国サイドから発表があり金曜日、深夜23:00頃一時的に上昇しました。そんな事もあり本日は『米中関税協議の第一段階合意』にフォーカスし分析していこうと思っております。

 

米中関税協議

第一段階合意

今回12月15日に関税政策第4弾発動を予定していましたが、中国側サイドの大豆、豚肉等の米国農畜産物の受け入れ拡大にて第4弾の発動を延期するかたちとなりました。また、米国はこれを受けて現在課している輸入品2500億ドルに対しての関税を25%を維持しながら、1200億ドル分の関税15%を7.5%に引き下げると発表しました。尚、中国が購入する農産品に関しましては年間500億ドルの購入予定となっており実際に実行しているかの監視制度も用いられるとの事でした。

中国は去年の貿易摩擦が激しくなって以降、今年7月から9月までのGDP(国内総生産)の伸び率が四半期ごとの統計が公表されている1992年以来最も低くなるなど景気減速が顕著になっており、中国からアメリカへの輸出も去年に比べて10%以上落ち込んでおり米国の追加措置が発動されればさらに輸出が減り景気が一段と減速するだろうと予想されるなかでのギリギリの合意決定となりました。

 

M's Investmentの見解・シナリオ

そして私達M's Investmentファンダメンタルチームの見解・シナリオについてですが、確かに今回の合意決定はマーケットから見ればリスクオン姿勢に入るべきタイミングであり買い材料でもあるのは事実だと考えております。また、元々我々はネガティブな材料が露呈すると考えておりましたので今の段階で考えればそれは予想が大幅に外れ傍から見れば『完敗』の状況であります。ただ、今回発表されたのは今後の予定でもありますから、それは裏を返せば実行されるかどうかは別の話だと言う事でもあります。要は去年にも米国が有利になる条件で輸入輸出に関する同じような合意声明が発表され同じような状況はありました。ただその際は実際には実行されずその事にトランプ大統領がTwitterでふれた瞬間にマーケットは一瞬にして売りが殺到し暴落といってもいいぐらいの下落を生みました

このことからも我々としては、一時的に暗雲が取れるような空気にはなっていますが必ずしも実行され世界景気が良くなるとは一概に言えずまだまだ空売り要素は残っていると考えているところでもあります。今大衆達は今回の発表を受けて買いに走ると考えておりますが、ただ最後の買い手は誰か?という事、最後の買い手が買った後の買い手も念頭に入れて闘うべきではないかと考えております。

 

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